本プロジェクトが平成26年度、27年度に実施した調査で得られた結果をすべて画像化、リスト化し、蓄積しました。
平成26年度は、関連資料として各館が所蔵する資料、建築事例調査先やその関係機関に働きかけてご提供いただいた写真、スケッチ、カタログ、図面などの資料を中心に調査し、またデジタル化を行いました。
同27年度は主に制作現場調査先からご提供いただいた資料を中心にデジタル化を行い、また調査メンバーが撮影した建築事例調査(同26年度)、制作現場調査(同27年度)、陶壁調査(同26、27年度)、その他の調査(同26年度)のデジタル画像も加えました。
さらに『日本のタイル工業史』(伊奈製陶発行)の事例リストや陶壁所在調査のリストなど、テキストデータも納めました。
以上の結果、アーカイブは、平成26年度3,043件、平成27年度5,630件となりました。
このアーカイブから建築事例調査、制作現場調査、その他調査、関連資料画像を厳選し、試験的に公開します。
今後の課題として一般公開、申請制公開などの活用促進方法、継続的なデータ収集、運用等について継続して検討し、一層の活用を図りたいと考えています。