岐阜県地域活性化ファンド助成 タイル産業を支える工場の魅力発信・交流事業
特別展 工場賛歌~釉薬編
タイルのキレイは、化学か、美学か
本展は、2016年に実施した同事業による特別展「工場賛歌~原料編」を引き継ぎ、タイルの色彩、釉薬に注目する展覧会です。製造工程、素材、タイルならではの特徴などを、写真や古い道具、テストピースなどを用いて展示するとともに、展示構成には釉薬を製造する関係者の協力を得て、実地に取材した内容をリーフレットなどの印刷物にて紹介します。
また、会期中には、複雑な製造工程を経る釉薬について来場者の方々が関心をもてるよう、「交流事業」としての見学会やワークショップなどを開催します。これまで深く掘り下げられることがなかったタイル産業の重要な一面に、少しでも触れる機会となれば幸いです。
会期 | 2017年8月26日(土)~11月26日(日) |
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会場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム 3Fギャラリー |
主催 | 多治見市モザイクタイルミュージアム |
協力 | 岐阜県窯業原料協同組合 |
観覧料 | 一般 300円、20名以上の団体 250円(常設展観覧料でご覧いただけます)、高校生以下無料 |
休館日 | 月曜日(休日の場合は翌平日) |
※関連企画はそれぞれお申し込みが必要です。
企画終了
岐阜県立多治見工業高校の手島先生に、釉薬の基本をやさしく学びながら、実際に粉を混ぜて釉薬を作ってみます。焼成後にどんな色になるのか想像しながら自分だけの混ぜ方を試してみましょう。きっと世界に一つの色ができるはず。
※焼成した作品を展示中。 期間 2017年10月11日~10月29日(予定)
場所 「幸せなお家」(旧カネシカ大岩鹿兵商店貼場、多治見市笠原町2930番地)
講師 | 手島 敦先生(岐阜県立多治見工業高校) |
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日時 | 2017年8月26日(土) 10:00~12:00 |
会場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム 1階体験工房 |
参加費 | 無料 (ただし、展示をご覧になる方は観覧料がかかります) |
募集数 | 10名 (中学生以上) ※お申し込みはメールまたはFAXにてお願いします。 |
profile | 手島 敦|てしま あつし
1961年、岐阜県生まれ。1984年、金沢美術工芸大学工芸デザイン科 卒業。
1990年、朝日陶芸展入選。1994年、自宅に築窯。1998年、第25回美濃陶芸展「中日奨励賞受賞」。1999年、双葉社「釉がわかる本」出版。2004年、双葉社「やきもの釉」出版
(公益法人)美濃陶芸協会会員
金沢美術工芸大学 東北芸術工科大学 非常勤講師
名古屋芸術大学 金沢市卯辰山工芸工房 特別非常勤講師
企画終了
釉薬であらわされるタイルの色を使って、カラーコーディネートのコツを学ぶ講座。
プログラム
スライドレクチャー:ふと目にとまる「素敵」と感じる色には仕掛けがあります。
ワーキング:カラーマジックを使ってモザイクタイルの作品を作ります。
講師 | 住吉 佳子先生(カラーリスト、エンジェル パレット代表) |
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日時 | 9月9日(土) 10:00~12:00 |
会場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム 1階体験工房 |
参加費 | 無料(ただし、展示をご覧になる方は観覧料がかかります) |
募集数 | 10名(中学生以上) ※お申し込みはメールまたはFAXにてお願いします。 |
profile | 住吉 佳子|すみよし よしこ
1999年に色彩の世界に入り、講師、パーソナルカラー診断、ファッションスタイリスト、カラーアナリストプロ育成、プロダクト、和服、建築、インテリアのカラープランニングなどを経験。日本色彩学会正会員、くらしの色彩研究会会員。2001年度AFT色彩検定優秀団体賞、第17回日経ニューオフィス賞受賞。
企画終了
タイルの色彩表現は多様ですが、中でも釉薬という、ガラスのような素材を吹き付ける方法は、タイルを美しく覆い、強くすることができる優れた技術です。地元の釉薬製造工場、株式会社カクジン社長の水野清司様は、若いころからタイル用釉薬製造の技術向上や新色を作ることを目指して、努力を重ねてきました。釉薬の基本から美しい色を作るコツ、タイルの釉薬の特徴など、タイルを見ながら語っていただきます。
講師 | 水野清司(株式会社カクジン 代表取締役) |
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日時 | 2017年10月14日(土) 午前10時~12時 |
会場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム 1階体験工房及び3階 |
参加費 | 300円(展示室の観覧料として) |
定員 | 15名(内容の目安 高校生以上) |
profile | |
企画終了
タイルの製造工程を一貫して行ってきた工場と、釉薬製造に特化した工場を見学し、タイルの色がどのように作られているかを学びます。
概要 タイル工場の見学→昼食休憩→釉薬工場の見学
開催日 | 2017年10月20日(金) |
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時間 | 午前9時40分~午後2時(終了時刻は前後することがあります) |
集合 | 多治見市モザイクタイルミュージアム 1階 |
定員 | 10名様(先着順、中学生以上) |
参加費 | 無料(昼食はご持参ください) |
profile | |
企画終了
釉薬製造の話を聞きながら、工場内の魅力的な場面の写真を撮ってみましょう。その後で、撮影した写真を共有しながら、本展の写真撮影を担当したデザイナーの小寺克彦氏に、撮影するときの心得や撮り方のコツなどをお話しいただきます。
少人数で楽しむ贅沢なひととき。きっと今まで見えなかった景色が見えるはず・・・
講師 | 小寺克彦(グラフィックデザイナー) |
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開催日 | 2017年11月4日(土) |
時間 | 午前9時30分~午後1時頃 |
集合場所 | 多治見市モザイクタイルミュージアム |
参加方法 | メールまたはFAXにてお申し込みください。参加費 300円(お菓子付き) |
profile | |
企画終了
タイルの色に使われる「釉薬(ゆうやく)」は、まるで料理のレシピのように、様々な「金属」「土」「石」などを混ぜ合わせて作られます。難しく感じられる色の仕組みを、多治見市陶磁器意匠研究所の菊本愛生先生に、お料理教室の要領で解説していただきます。
エプロンをつけて、さあ、どんな味付けにしましょうか。「釉薬」を身近に感じる体験です。
講師 | 菊本愛生 先生(多治見市陶磁器意匠研究所) |
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日時 | 平成29年11月18日(土) 午前10時~12時(予定) |
会場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム |
参加方法 | メールまたはFAXでお申し込みください。 |
profile | 菊本愛生|きくもとめい
多治見市陶磁器意匠研究所で、鉄を中心とした顔料や釉薬の研究を行っています。
研究生に釉薬の化学的知識を教えています。
また、陶磁器製食器の安全性に関する依頼試験を担当し、安心安全な食器の提供をサポートしています。