焼成編
工場賛歌
焼成編
本展は、開館以来3回にわたって「工場賛歌」のタイトルを冠して開催してきた企画を引き継ぎ、タイルの焼成というプロセスに注目する展覧会です。戦後、笠原を中心に展開してきた美濃焼タイル製造現場は、分業体制の構築によって良質な製品の大量生産を可能にしてきました。土や釉薬といった素材がそろっているだけではなく、成形や焼成といったタイル製造ならではのノウハウを知る企業が、この産地に集結しているのです。特に焼成は、タイルの色や素材感といった「顔」となる部分を決定づけるプロセスです。その工程では何が起こっているのか、どんな道具や技術を必要とするのか、岐阜県立多治見工業高等学校の専攻科(陶磁学芸術科)や地元の産業にかかわる各社のご協力を得て、展示によって表現いたします。これまで深く掘り下げられることがなかったタイル産業の重要な一面に、少しでも触れる機会となれば幸いです。
※8月29日から9月8日まで、展示替えのため3階展示室を閉室いたします。ご理解、ご協力をお願いいたします。
会期 | 2023年9月9日(土)~2024年1月21日(日) |
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休館日 | 月曜日(休日の場合は翌平日)2023年12月29日~2024年1月3日 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分) |
会場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム 3階ギャラリー |
主催 | 多治見市モザイクタイルミュージアム |
協力 | 岐阜県立多治見工業高等学校専攻科、株式会社神谷匣鉢製造所、高砂工業株式会社 |
観覧料:一般310円、団体250円(常設展観覧料でご覧いただけます)
高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方及び付き添い1名様無料
関連企画はお申込みが必要です。最新情報はホームページに掲載しますのでご確認ください。
企画終了
展示中の作品《土がやきものになるとき》のために 制作されたタイルピース*を 額の中で組み合わせて、 新たな作品をつくりましょう! *陶土を温度差をつけて焼き上げたもの
ワークショップスタッフ
当館学芸員、岐阜県立多治見工業高等学校専攻科 学生
メールでのお申し込みになります。
下記詳細(PDF)をよくご確認ください。
日時 | 2024年1月13日(土)13:30~15:30 |
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会場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム2階展示室 |
定員 | 10名 (対象:中学生以上) |
※スタッフがサポートいたしますので、付き添いなしでご参加ください。 | |
参加費 | 2,000円(入館料込み) |
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