本展は、多治見市モザイクタイルミュージアムの建つ、笠原町というまちを彩ってきた文化と、その担い手となった人々をご紹介する企画です。岐阜県の南東の端に位置する笠原町は、タイル製造が始まる何百年も前から、美濃焼の主要産地のひとつとして知られ、古窯跡も少なくありません。その一方で、7世紀前半と言われる古墳に始まり、やきもの以外にもさまざまな文化が生まれ、育まれてきました。今回は、中でも特筆される文化遺産や影響力をもった人々について、笠原町や多治見市が保管してきた作品、資料を中心に展示します。これによって、タイルだけではない「笠原のたからもの」を、改めて見直す機会となれば幸いです。
主 催 | 多治見市モザイクタイルミュージアム |
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後 援 | 多治見市教育委員会 |
会 期 | 2017年1月4日(水)~4月16日(日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は4時30分まで) |
料 金 | 一般300円 高校生以下無料(常設展示もご覧いただけます)※20名以上の団体は250円 |
会 場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム 3階ギャラリー |
企画終了
日時 | 平成29年3月26日(日)午後1時30分~午後4時 |
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講師 | 奥村 高史(元笠原町文化財調査委員) |
定員 | 15名 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 参加者の氏名、住所、電話番号を記入の上、 FAX(0572-43-5114)までお願いいたします。またはEメール(info@mosaictile-museum.jp)へお申込みください。 |
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企画終了
講師 | 竹内順一(東京藝術大学名誉教授) |
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日程 | 2017年3月11日(土) 午後1時30分より |
会場 | 笠原中央公民館(岐阜県多治見市笠原町2081-1) |
profile | 竹内順一先生|たけうち じゅんいち
1941年、神奈川県生まれ。1966年、東京芸術大学美術学部卒業(工芸史専攻)。五島美術館学芸部長、東京藝術大学大学美術館館長、茨城県陶芸美術館館長、松本市美術館館長、永青文庫館長を歴任し、現在は東京藝術大学名誉教授。専門は茶道美術史、陶磁史、美術館学。著書に『織部』(中央公論社『日本陶磁全集』第16巻)、『美術館へ行こう(やきものと触れあう 日本)』(共著 新潮社)などがある。